煙突事業

基本 計画(積算)

● 規模、デザイン  ● 設計打ち合わせ

企画・開発ー綿密な基本プランと幅広い提案ー

煙突は、最初の段階である基本プランの良し悪しで決まるといっても過言ではありません。したがって、企画・開発部門では、お客様の多方面にわたる要望に沿って、形、デザインはもちろんのこと、基本設計から詳細設計、構造計算、価格に至るまで、綿密に打ち合わせをします。既存の発想にとらわれず、新しい煙突のあり方を考えながら幅広い提案を行っています。

煙突事業

設計ーコンピュータで高度設計に対応ー

この段階では、基本プランに沿って、どの素材を使用し、どのような形にするかを具体的に描きます。当社では、お客様により満足いただける設計を目指 すために、基本設計から詳細設計、構造計算に至るまで、「CADシステム」をはじめとするコンピュータで計算しており、最近では、地震応答解析などによ り、高度で緻密な設計を心がけています。

煙突事業

施工ー内筒式の煙突施工で、 高い信頼ー

  1. 現場調査
  2. 準備(● 仮設材  ● 資材調達  ● 人員面のスケジュール)
  3. 現場作業(● 安全管理  ● 施工管理)

この部門では、基礎工事から内筒工事など筒身部分に至るまで、綿密な施工計画に基づいて煙突を築造します。ゴミ焼却に関わる煙突は、従来までれんが式のものが多かったのですが、美観と耐久性の観点から、当社では10年以上前から先駆けて「内筒式」煙突を手がけてきました。以来、その方式で全国から高い信頼を得ています。

新設工事

狭所スペースでの煙突工事は、従来人力に頼る作業がほとんどでした。しかし近年、大型化し、より高層になる煙突の建設には、従来通りの工法では無理があります。そこで、当社では自動昇降足場のワークステーション工法を開発しました。タワークレーンや仮設エレベータなど、メカニカルな作業環境のなかで、新設工事を進めます。

煙突事業
改修工事

点検と並ぶ大切な業務のひとつにメンテナンスがあります。煙突のメンテナンスは、ライニング材の亀裂脱落、鉄筋発錆による筒身部コンクリートの亀裂発生、鉄筋面での破断によるコンクリートの剥離脱落など、煙突の劣化を未然に防ぐために行うものです。また、当社ではこれまでも様々な改修工事を企画・設計から行ってきました。特に既存のれんが積み煙突を内筒式に再生する方法は、煙突の寿命を伸ばし、構造耐力をアップします。危険な状況になる前に、ご相談ください。

煙突事業

メンテナンス

点検ー厳密な検査体制で、破損を防ぐー

当社が手がける領域は、新しい煙突の築造だけではありません。既存の煙突の「定期点検」も重要な業務のひとつです。煙突の建て替えは、20年サイクルといわれますが、その間、破損がないとは限りません。当社では、各種チェックリストに応じて検査体制を確立し、コンクリート躯体、ライニング材、内筒工事に至るまで厳密に点検し、品質の向上に努めています。

煙突事業

清掃(ダイオキシン対策)ー掃は煙突の大清切な身体のケアー

煙突の内部を通るガスと接する面は、様々な化学物質が付着することが多々あります。その化学物質は、徐々に煙道面を侵し、煙突の寿命に影響を及ぼしていくと言えます。煙突も人の身体と同じように、定期的に内部の清掃を行い、ケアを施していくことが大切です。当社では、ダイオキシン対策を考慮した煙突のケアを行っています。

煙突事業

解体

解体工事(ダイオキシン対策)ー安全と環境を優先した高い技術ー

使命を全うした煙突の解体工事は、機械化による安全衛生面に配慮した画期的な工法で行います。廃棄物処理に関する諸法令はもとより、労働安全衛生法等に準じた工法・体制をとっています。当社の解体技術は、お客さまに安心と信頼を約束します。

煙突事業

全員参加で安全第一を徹底

当社の事業において、もっとも大切なことは「安全性の確保」です。 当社では、ご満足いただける製品を提供するために、工程管理、品質管理、安全管理を3本柱に、日夜研究を重ねています。また、従業員の安全意識の高揚のため、職長教育、毎日の作業においても、KYK(危険予知活動)運動に積極的に全社員が参加し、安全第一をモットーに努めています。

煙突事業

ダイオキシン対策  ー環境と健康を守るダイオキシン対策ー

ダイオキシン類が人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれのある物質であることを踏まえ、ダイオキシン類による環境の汚染の防止、及びその除去等に関する「ダイオキシン類対策特別措置法」が定められました。国民の健康の保護を図ることを目的として、平成13年4月から施行されています。当社では、この法律を踏まえ、資材・機材・資格者の整備を行いました。

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